スポーツの大会で優勝した時や、会社や学校で表彰された時、トロフィーや優勝カップを渡す場面ってよく目にしますよね。しかし、実際にトロフィーや優勝カップをもらったことがあるという方で、その歴史や起源を知っている方はかなり少ないと思います。
今回は表彰シーンをもっと楽しめるようになるかもしれない歴史や起源を紹介します。
トロフィーを勝者に贈るようになったのは
現在ではトロフィーや優勝カップを勝者に贈るというのは一般的ですが、日本ではいつ浸透し始めたのかその歴史をさかのぼると、近代でのその起源は第二次世界大戦後にあります。第二次世界大戦後、日本でも野球やサッカー、大相撲やボーリングなどのスポーツがより盛んにおこなわれるようになり、それに伴って大会や競技会などもたくさん開かれました。スポーツの発展とともにトロフィーの需要も高まり、徐々に日本でもトロフィーは勝者に贈るものとして浸透していったのが近代における起源といえます。その後、東京オリンピックを迎えると、メダルや優勝カップなどトロフィー以外のものを贈る文化もより浸透し始めました。
今もなおトロフィーはクリスタル製や木製、金箔入りなど様々な材質が使われた形で勝者に贈る記念品として使われ続けており、同じく優勝カップや表彰楯も表彰の一般的なアイテムとなっています。
トロフィーの起源
紀元前の硬貨には勝利の女神が戦利品の甲冑に銘文を刻もうとしている様子が書かれているため、古代からの習慣であったことが証明されています。古代ギリシャ人の習慣がやがてローマへと広がり、ギリシャではタワー状だったトロフィーが手に持てるものに変化し、現在の形まで発展を遂げました。
トロフィーの形は当時のタワーの面影を起源としているとも言われています。
優勝カップの起源
一方、トロフィーと同じく一般的に記念品として使われている優勝カップの歴史も、起源は古代ギリシャにさかのぼります。最古の優勝カップと言われているのは、戦争後、戦場で倒した敵兵の頭蓋骨を持ち帰り作っていたものです。当時はそれで勝利を祝っていたことが、現在の優勝カップの起源とされています。
最初はカップを作るだけの文化でしたが、それが次第に金属を飾り付けたり、豪華な宝石をちりばめたりするようになり、さらに一番の功労者に対してそのカップにお酒を入れてふるまっていたという歴史の記述も残されています。勝利をお祝いするアイテムというところを起源に、そこからどんどん形を変化させていき、現在の優勝カップへと変化していきました。
優勝カップはスポーツの大会やコンペなどで広く使われていますが、その起源をたどると今の優勝カップの形も当時の面影を残しているなんて歴史を感じますよね。
トロフィーの起源
やがて12世紀のヨーロッパでは盾をモチーフとした家紋が現れるようになり、歴史的には防具として使われていた形が、どんどん装飾品としての変化を遂げ、現在の形に発展していきました。
盾を使っていた頃の戦争を起源に、勝者に表彰楯を贈る文化が始まったなんて、トロフィーや優勝カップと同じくらい表彰楯もとても歴史深いものだとわかります。
おわりに
スポーツの大会や会社の表彰で、今まで何気なくトロフィーや優勝カップを受け取っていたり、表彰シーンを目にしていたりしたという方も多いと思いますが、その歴史や起源をたどってみると、もっと感情移入してその場面が見られるようになりそうです。
さらにトロフィーや優勝カップを使用して誰かを表彰する予定があるという方は、その歴史や起源を語るとより表彰を盛り上げることができるかもしれません。
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