社章バッジを使っていて、社員数が増えてきたから複製をして数を増やしたいと考えることもあると思います。また、役員以上が身に着けていたけれど、全社員が身に着けるようにしたいと思われるケースなど途中で身に着けられる方が増えるケースもあります。そんな時のために、社章バッジを複製する上で知っておきたい基礎知識について本記事ではご説明いたします。
社章バッジの複製は可能?
社章バッジの数を増やしたいと考えたときには、複製をする必要性がでてきます。その複製は可能なのでしょうか?結論から言うと、社章バッジの複製は可能です。
以前に作成を頼んだ業者に頼んでもいいですし、それ以外の業者に依頼したとしても現物があればそれをもとに金型を作成することができるため、新たに作成することができます。
その際の注意点は色ですが、元の制作業者から受け取っている制作までの情報やデータがあればそれを次の業者に渡すことでより精度の高い再現が可能になります。
社章バッジを複製する時の注意点
社章バッジの複製をする上で注意しなければならないことがあるのです。
まずは、当然ながらその社章バッジを使用する会社自体からの依頼でなければ、通常は対応してもらえないということです。会社の人間以外が身に着ける理由がないからです。
もしかすると悪用することを考えて、社章バッジの作成を考えているかもしれません。そのため、業者側もその点には十分な注意を払っています。
依頼する際は、その企業の担当者であることをきちんと証明できるものを用意しておくと、依頼もスムーズにできるでしょう。
社章バッジの複製で利用する業者選び
複製を依頼する業者を選ぶ際もどういった業者を選べば良いか悩まれると思います。
業者を選ぶ際には、経験の豊かな業者に依頼することをお勧めします。依頼をする上で気になるのは、やはり上で指し示したように社外の人間の依頼に対応しているかどうかです。
こういった情報管理の意識が高い業者に依頼することで、会社のシンボルに関する情報を守ることができます。
また、複製するにあたっては、色を再現する技術がとても重要です。元々の色と微妙に違う色味でも構わないということもありますが、微妙に違うの「微妙」がどこまでを表しているかによっても許容できるかどうかは異なってきます。
複製の際には、製作例や実績が豊富で色を再現する技術も高い業者を選び、依頼することで満足のいく品物を受け取ることができるでしょう。
社章バッジのコピーを依頼する業者を選ぶ際にはこういった点に注意しましょう。
社章バッジの複製を断るケースとは
繰り返しになりますが、社外の人間による社章バッジの依頼では絶対にコピーはしてはいけません。軽い気持ちで、コスプレや個人の趣味としてコピーをしたいということもあるかもしれません。しかし、悪い事例であれば、競合他社の社員に成りすますために作成して身に着けたり、罪を犯したりする目的で金融機関や大企業などの名前に価値のある会社の社章バッジを複製するというケースもあります。
その責任問題もあるため、関係者以外の複製は断られることがほとんどでしょう。
おわりに
社章バッジの複製について説明してまいりましたがご理解いただけたでしょうか?
企業を長く続けていくうえで、社員数が増えていくことは必定です。社員数が増えれば、それに応じて社章バッジの数を増やす必要があるでしょう。
最初に依頼した制作会社に依頼できれば良いですが、様々な事情で依頼できないということもあります。そんな時のために、社章バッジの複製はどんな業者に頼めばよいか、どんなことに注意すればよいかを知っておくとよりスムーズに発注が出来ると思います。