日本でピンバッジと呼ばれて親しまれている「ピンズ」。現在ではさまざまな所で販売され、お土産などとしても人気があります。本記事では社章バッジコラムとして、社章とは違う「ピンズ」とはどのようなものなのかについてご紹介していきます。
ピンズってどのようなもの?
ピンズはバッジの一種であり、装飾部分から垂直方向に伸びた針を刺し、裏側から留め具で受けて固定するものを意味しています。
日本では「ピンバッジ」と呼ばれることが多く、ピンズよりピンバッジの方が伝わることも多いです。
職種や会社で決められているフォーマルなものから、個人で楽しめるものまで、さまざまなデザインがあります。
記念品・お土産品・ノベルティなどさまざまな用途で制作されており、ピンズのコレクターも数多くいます。
ファッションアイテムの一部にもなっているピンズは、コーディネートのワンポイントに使用されることも多いです。
ピンズの正しいつけ方
ピンズの正しいつけ方について確認してみましょう。
ピンズというのは、デザインされた装飾部分に対して針が垂直についています。
そしてその針は留め具部分で受け止め、固定される仕組みになっています。
まずはピンズの針を取り付けたい部分の布面に刺し込み、布裏側から留め具で留めるようにします。
留め具の奥部分まで針をグッと刺し込むようにし、外れないことを確認してください。
ピンズを取り外す際には、留め具のつまみ部分をつまんで針を引き抜くようにします。
ピンズは小さいながらも重みがあるので、取り付ける布地によっては上手くつけられないこともあります。
取り付ける部分の布が伸びる・破れることが無いよう、確認しながら取り付けるようにしましょう。
ピンズのおすすめの使い方
ピンズのおすすめの使い方をご紹介します。
ジャケットに取り付ける
会社勤務の人の中には、社章バッジを身につける人もいるかと思います。
ジャケット左襟部分の「フラワーホール」と呼ばれるボタン穴にはピンズを取り付けるための穴が開いていることも多く、その場合は生地に穴を開けずに取り付けることが可能です。
フォーマルシーンに合うデザインであれば、社章バッジがない場合もさりげないお洒落として楽しむことができます。
帽子に取り付ける
ベレー帽やハットなどの帽子のワンポイントとして、ピンズを付けることでまた違った印象にもなるでしょう。帽子に取り付ける際にはツバ部分に近い位置で取り付けるようにし、真正面・真後ろを避けた場所につける方がバランスよく見えます。
バッグに取り付ける
リュック・ショルダーバッグ・トートバッグなどのカジュアルバッグにピンズを取り付けて、遊び心をプラスするのもおすすめです。
バッグであれば重ね付けといったものも行いやすいので、複数個取り付けたいピンズがある場合には便利です。
洋服に取り付ける
ピンズを取り付けるものとして定番なのではないでしょうか?
生地の種類・厚みなどによってはピンズが取り付けづらくなることもあるのですが、シンプルな色合いの洋服などに取り付ければ、お洒落さがグッとアップすることがあります。
ジャケットのフラワーホールの位置である、左の鎖骨下辺りにピンズを取り付けるとしっくりと馴染みます。
洋服に合わせやすいような色合い・デザインのものも豊富にあるため、洋服によって付け替えを楽しんでみてくださいね。
おわりに
本記事では社章バッジコラムとして、社章とは違う「ピンズ」とはどのようなものなのかについてご紹介しました。
ピンズはコレクション品としてだけでなく、よりお洒落を楽しめるアイテムとしてコーディネートに取り入れられます。
ファッション小物のバリエーションがそれほど多くないという方でも、気軽に楽しむことができるアイテムだと言えるでしょう。