冠婚葬祭では社章バッジをつけても良いの？

結婚式やお葬式などに参列する際、「社章バッジはつけて行って良いのだろうか」と迷われている方も多いかと思います。
実際のマナーとして、社章バッジをつけて行くことは問題ないことなのでしょうか？
本記事では、冠婚葬祭では社章バッジをつけても良いのかという内容についてご紹介していきます。

結婚式では社章バッジをつけても良いの？

結婚式の際、社章バッジをつけるかどうか判断することはとても難しいところでしょう。
結婚式は、神聖なものであることに間違いありません。そのため、カジュアルな格好で出席することはタブーとされています。
とくに新郎（新婦）が勤務する会社のゲストとして出席する場合、社章バッジをつけて行くと同じ会社で働いているということが分かりやすいので喜ばれることもあります。
また、自分が新郎（新婦）の会社の上司として結婚式に出席する場合、何より大切なのは「立場に適した格好で出席すること」です。
きちんとしたスーツを身に纏い、社章バッジをつけて出席することで「新郎（新婦）と同じ会社に勤める上司」ということをアピールできます。
しかし近年結婚式のスタイルも多様化してきており、カジュアルな結婚式を好まれる方も多いもの。そのような場合に、「同じ会社で働く人間だから」ということで社章バッジをつけていくと少し堅苦しさを感じるかもしれません。
友人として出席するのか、上司として出席するのかによって社章バッジの有無は変わってきます。また、新郎新婦が行う結婚式がどのようなスタイルなのかによっても異なってくると言えます。
心配な場合は、事前に「どのようなスタイルの結婚式なのか」を新郎（新婦）に確認しておき、社章バッジをつけるかどうかを検討するようにしましょう。

社葬では社章バッジをつけるべき？

所属している企業の代表として社葬に参列する場合、社章バッジをつけて行くことをおすすめします。もちろんバッジをつけていなければ失礼にあたるということも無いため、自由に判断しても問題ありません。ただし社葬に参列する際の注意点として、「光り物を身につけて参列することはタブー」ということを覚えておきましょう。
社章バッジや結婚指輪以外のネクタイピンやピアスといったものはつけないようにしなければなりません。

社葬に参列する際の服装もあわせてチェック

社葬でも普段の葬儀同様に、暗めの色のスーツ・略礼服を着用して参列するのがマナーです。
中には平服指定の場合もありますが、その際でも基本的には派手な色・光り物などの装飾は身につけず、なるべく地味な格好を心がけるようにしましょう。
スーツの場合は男女ともに黒色か濃紺色で、無地もしくは目立たないような柄のものであれば問題ありません。
肌が見えないよう長袖を選んでスーツの中には白のワイシャツを着用し、男性の場合は黒色のネクタイを締めるようにしましょう。服だけに限らず、靴・カバンなども黒や濃紺のものを選んでください。
また、女性の場合、スカート丈が膝下程度であればワンピースでも問題ありません。ワンピースを着用する際は黒色のストッキングをはいて、ヒールが3～5センチ程度のフォーマルなパンプスを選ぶようにしましょう。

おわりに

本記事では、冠婚葬祭では社章バッジをつけても良いのかという内容についてご紹介しました。
「会社関係の冠婚葬祭にはすべて社章バッジをつけて参加・参列すべきなのでは…？」と悩まれている方は多いと言います。
しかし、実際には社章バッジをつけずに参加・参列しても問題ありません。
また、お通夜・お葬式に参列する際、社章バッジや結婚指輪以外の光り物の着用は基本的にNGとされているため注意しなければなりません。

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