企業・団体の方が社章バッジを製作されるにあたって、最もよく悩まれる項目の一つとして、「社章バッジの仕上げをどうするか」ということが挙げられます。コスト・デザイン・高級感など何の要素を重視するかは、依頼される方によって大きく異なるかと思います。さまざまな希望がある中でも、とくにどのような要素を大切にして社章バッジを製作していくかを明確にしていきましょう。
また社章バッジの製作依頼には、「階級ごとに社章バッジの色分けをしたい」という要望もあります。そのような要望に応えることができる仕上げ方法として、「銅ブロンズ仕上げ」というものがあります。この仕上げを選択することで、どのような仕上がりの社章バッジが完成するのでしょうか?
本記事では社章バッジの仕上げ方法として、「銅ブロンズ仕上げ」についてご紹介していきます。
社章バッジ「銅ブロンズ仕上げ」とは?仕上がりはどうなる?
社章バッジの基調となる色味を「銅」にする場合、「銅ブロンズ仕上げ」を選択されるのがおすすめです。社章バッジのイブシ仕上げのものは銀色をベースにしているのに比べ、ブロンズ仕上げのものは銅色をベースにして陰影がつけられています。
社章バッジのデザインによってくすみがかった部分の仕上がりの印象が違うため、社章バッジのデザインごとに個性・特徴を引き立たせることができるでしょう。
社章バッジの銅ブロンズ仕上げは昔から存在する定番の仕上げ方法であり、ロゴがシンプルで、アンティーク調で落ち着いたデザインとの相性がとても良いです。
落ち着いた印象に仕上がるため学校の校章を製作する際にも最適な仕上げ方法です。
ランク分けや役員の階級を分ける際、銅ブロンズとメッキ仕上げ(金メッキ・銀メッキ)を注文すれば、社章バッジの色によってランク分けを行うことも可能となります。
「社長は金、重役は銀、そのほかの社員は銅」というように、社章バッジの仕上げの種類によって明確に差をつけることができます。
どういった方に「銅ブロンズ仕上げ」はおすすめ?
それではどのような方に「銅ブロンズ仕上げ」はおすすめなのでしょうか?
以下におすすめできる方のポイントや特徴をいくつか挙げてみました。
重厚かつ落ち着きのある仕上がりにしたいという方
「社章バッジを重厚感のある仕上がりにしたい…」「落ち着いた印象の社章バッジにしたい…」という場合は燻してアンティーク調に仕上げることができるため、歴史が長い重厚な印象を与えることができます。
歴史の長い企業・団体様や、学校法人の方におすすめです。
できる限りコストを抑えたいという方
社章バッジの仕上げには様々なものがありますが、「銅ブロンズ仕上げ」は社章バッジの仕上げの中では、他の仕上げに比べると少し価格を抑えて製作することができます。「できる限り費用をかけず、少しでもコストを抑えていきたい…」という場合の方におすすめの仕上げ方法と言えます。
色分けをして階級のランク分けをしたいという方
「社章バッジを色分けして階級のランク分けを分かりやすいものにしたい…」という場合もあるかと思います。
銅色である落ち着いた銅ブロンズ仕上げや、光沢のある銅メッキ仕上げと、ベーシックな金メッキ・銀メッキ仕上げの3種類でのランク分けを行うことが可能です。
おわりに
本記事では社章バッジの仕上げ方法として、「銅ブロンズ仕上げ」についてご紹介しました。
「銅ブロンズ仕上げ」の仕上げ方法を選択することによって、落ち着きのある渋い印象の社章バッジを製作することができます。
また「役員ごとに色分けをしたい」という場合には、金や銀の仕上げ方法とあわせて銅ブロンズ仕上げで製作することで、一目で分かりやすい社章バッジを作ることができるでしょう。