社章バッジは会社に所属していることを証明するために身につける大切なものです。一度社章バッジを作成してしまうとしばらくは使い続けることになるため、そのデザインをどうするかで頭を悩ませている方も少なくありません。
今回は、社章バッジのデザインを決める際のヒントやコツについてご紹介していきましょう。
会社のロゴを使うか違うデザインにするか
会社オリジナルのロゴが既にあるという場合、そのロゴデザインを社章バッジに反映させる方も多いです。
一方で、「会社のロゴはあるけれど、社章バッジはそれとはまた別のデザインにしたい」という方もいるでしょう。
社章バッジは「会社の顔」とも言えるアイテムになるため、オリジナルのロゴを採用するのか別の違ったデザインを採用するのかという問題は慎重に検討していくことをおすすめします。
会社のロゴを採用する場合
会社のロゴを採用して社章バッジのデザインに取り入れるという場合は、ベースとなるデザインがオリジナルロゴになります。
そのため社章バッジの形もそのロゴに合わせたものになるかと思います。
またオリジナルロゴと社章バッジを同じにする場合、デザインを変えるわけではありませんが会社の知名度を上げるためにも、できる限り見た人の印象に残りやすいものに工夫できると良いでしょう。
別の違ったデザインを採用する場合
会社のオリジナルロゴとは違ったデザインを採用するのも、個性が出て良いかもしれません。
またオリジナルロゴがあっても社名が長い場合は、アルファベッドの頭文字を社章バッジのデザインとして採用するのもおすすめです。
シンプルなデザインを意識する
会社のロゴが無い場合は、シンプルなデザインになるように意識して作ってみましょう。デザイン性は確かに社章バッジを作るうえでも大切なポイントかもしれません。
しかしそれ以上に「分かりやすい」「シンプル」を意識して社章バッジをデザインすることによって、デザイン性の有無は不思議とそこまで気にならなくなってきます。
また会社のロゴがすでにある場合でもデザインが複雑なのであれば、そのロゴデザインを簡素化させる必要もでてきます。それほど、やはり「シンプルさ」という項目は社章バッジのデザインにおいて重要なポイントになるのです。
サイズを意識したデザインに
胸元につけるサイズ感を意識してデザインしてみるのも良いでしょう。
デザインを「複雑なものにしたい」と思っていても、実際完成した社章バッジを胸元につけて遠くから見てみると、デザインが分かりにくく凝ったデザインにしてもその複雑さが裏面に出てしまう場合もあります。
そのためデザインに迷う時には、社章バッジのサイズ感を大切にして、デザインを考えると良いでしょう。
そしてサイズ感を意識すると必然的に「シンプルなデザインの方が相手に伝わりやすい」ということが分かるかと思います。多くの人の目に触れる社章バッジのデザインは、自社を認識してもらいやすい簡単なものにするのがおすすめです。
おわりに
今回は、社章バッジのデザインを決める際のヒントやコツなどについてご紹介しました。どのような会社であっても、「自社を多くの人に知ってもらいたい・覚えてもらいたい」という想いは共通しています。
そのためには社章バッジのデザインにも、「覚えてもらいやすくする工夫」を施す必要があるのです。
「凝ったデザインで人の注目を集めたい」という想いが先走ってしまうと、後々後悔することにもなり兼ねません。
できる限り「シンプルな」デザインを心がけて、胸につけた時に誇らしく思えるような素敵な社章バッジのデザインをじっくり考えて作ってみてください。