企業で社章バッジをつけることで、企業からの信頼度を高め、社員同士の団結力向上にも期待ができます。
企業オリジナルで社章バッジを作ることによって、外に出る際にも自信をもってスーツにつけることができるでしょう。
本記事ではそんな社章バッジ作成の成功ポイントと、成功の事例についてもご紹介していきます。
社章バッジ作成の成功ポイントとは?
社章を製造する際に成功するためのポイントをご紹介します。
企業のブランドとメッセージを明確にする
社章バッジは企業の顔となるアイテムだと言えます。
そのため、デザインは企業のブランドイメージ・メッセージを反映させなければなりません。
社章バッジには企業のロゴ・スローガンを取り入れることが一般的とされていますが、デザインには統一感を持たせることが大切です。
たとえば、色使いやフォントの選定はブランドガイドラインに基づくべきです。
デザインの決定は、社章バッジの仕上がりに大きな影響を与える重要なステップです。
初期段階でデザインが明確に決定していないと、完成度の低いバッジができ、再制作が必要になる可能性が高まってしまいます。
社章バッジ製作業者の選定
社章バッジを製作する業者選びも重要なポイントです。
信頼できる業者を選定するには、過去の製作実績をチェックし、品質・納期に関して確認しておくことが大切です。
試作品を製作してもらい、実際の社章バッジの仕上がりはどのようなものになるか確認することもおすすめです。
品質の高い社章バッジを製作する業者を選ぶことで、満足度の高い仕上がりが期待できるでしょう。
見本を用意する
社章バッジを作成する際、手元に見本がある場合、必ずその見本を業者に送付しておきましょう。
社章バッジの見本を送付すれば、社章バッジをどのようなデザインにすればより見栄え良くなるのかを専門的視点からアドバイスしてもらうことができます。
「過去に業者に社章バッジ作成を依頼した経験があり、その時のものとそろえて作成したい」という場合、過去の社章バッジサイズ・素材・加工方法といったものも伝えておくようにしましょう。
社章バッジの見本が無ければ業者と相談しながら、理想的なデザインを作っていきましょう。
加工方法にも注意
社章バッジを作成する際、加工方法にも注意しておきましょう。
社章バッジと一言で言っても、加工方法によってシンプルなものや、カラーの鮮やかなもの、アンティーク風のものなどさまざまな加工方法があるのです。
社章バッジは加工方法により、その仕上がりが大きく変わってくるものであるため、デザインを重要視する場合は採用が難しい加工方法というものもあります。
社章バッジの加工方法にこだわりがある場合、作成できないデザインというものもあります。
自社で作成したいと思う社章バッジに最適な加工方法を選ぶようにしましょう。
金具の種類選び
社章バッジはスーツの襟元に固定して付けておくため、金具パーツが必要となります。
タイタック、特ネジ、スモールタイタック、ワニ口などのさまざまな種類の金具があるため、事前に一度サンプルを確認して金具の種類を選ぶようにしましょう。
ただ金具はデザイン・素材により値段が大幅に変動するため、金額面にも配慮しながら金具を選ぶことが大切です。
金の相場はどれくらい?
社章バッジは金・銀などの種類がいくつかありますが、「社章バッジ純金で作りたい!」という場合、あらかじめ金の相場を確認しておくのが良いでしょう。金の市場価格というものは、経済情勢・需要などによって変わるものです。
金の相場を確認・把握せずに社章バッジを作成しようとすると、予想以上に値段がかさんでしまう可能性があるため注意が必要です。
前もって金の相場を確認しておくことで、相場が安い時期に社章バッジの作成依頼を行うことができるでしょう。金で社章バッジを作成したいという場合、必ず金相場をチェックしておくようにしましょう。
品質管理・耐久性の確認
社章バッジは日常的に着用されるものであるため、品質・耐久性が重要な要素となります。
社章バッジの製作過程で傷・変色・剥がれが無いかを確認するための品質管理が必要です。
また長期間使用し続けても劣化しないよう、設計することも考慮しましょう。
耐久性の高い社章バッジは、企業の信用を高める大きな要素となります。
コストの管理
コストも重要な要素となります。予算を立てて、コストパフォーマンスを考えながら選定するようにしましょう。
高品質な素材・デザインを選ぶと費用がかかる場合がありますが、長期間使用することを考考慮すれば、十分な価値があると言えます。
複数の業者から見積もりを取り、比較することで適正な価格を把握することができます。
社員やメンバーの意見を取り入れる
社章バッジは社員が身につけるアイテムであるため、社員の意見を取り入れることが大切だと言えます。
デザイン案を社員に見せてフィードバックをもらうことによって、社員全員が満足できるバッジが作れる可能性が高くなるでしょう。
また社員の意見を尊重することで、社章バッジに対する愛着も高まるものです。
そのため社章バッジのデザインを決定する際には、社内での綿密な会議を通じて、満足のいくクオリティのものを選ぶことが大切です。
もし社員だけでの社章バッジのデザイン決定が難しい場合は、社章バッジの製作業者に相談することをおすすめします。
納期の管理
予算内で最良のデザイン・品質を実現するため、事前にきちんと予算を設定した上で、納期も計画的に管理することが大切です。
急な変更や追加注文が発生すると、納期に影響を及ぼしてしまう可能性もあるため、初期段階での細やかな計画が社章バッジ製作の成功の鍵とも言えるでしょう。
【社章バッジ作成】成功事例について
社章バッジ作成での成功事例についてご紹介します。
シンプルなデザイン
社章バッジのデザインとしてはロゴがある場合はそのロゴを中心に、ある程度シンプルなものを選ぶようにしましょう。
また金・銀で磨きをかけたデザインにすることで高級感が一層かもしだされ、より洗練された社章バッジとなるでしょう。
サイズが丁度良い
社章バッジを大きすぎず小さすぎないサイズ感で作ることで、見栄えがより良くなります。
サイズの目安としては、12~15mm程度のものがおすすめです。
仕上げ方法・宝石などで差別化をはかる
仕上げ方法にこだわる・小さな宝石を入れてみるなど、ほかとは違った社章バッジを作ることで差別化をはかるという方法もあります。
おわりに
本記事では社章バッジ作成の成功ポイントと、成功の事例についてもご紹介しました。
社章バッジは社員の企業に対しての意識を高め、「自分はこの企業の人間である」という自覚を芽生えさせる効果があります。
社章バッジは得意先に限らず、街中の人々に会社を知ってもらう良いきっかけにもなります。
これにより会社の知名度が向上し、商品やサービスの注文が増えることや新規顧客の獲得も期待できるでしょう。
オリジナルの社章バッジを作成し、社員全員が着用することで統一感が生まれ、会社のブランド力を高める効果もあります。
統一感のある社章バッジは企業のプロフェッショナルなイメージを強化し、社員の士気向上にもつなげることができます。
その結果、多くのメリットを得ることができるでしょう。
満足いく社章バッジを完成させ、社員間で身につけることで、団結力をより高めていきましょう。