「社章バッジを小ロットで作成することはできるの?」という疑問を持たれている方は意外にも多いと言います。「お試し用として少しだけ社章バッジを作成してみたい」と言う希望を通すことはできるのでしょうか?本記事では、社章バッジを小ロットで作成するメリットとその注意点についてご紹介していきます。
社章バッジを小ロットで作成するメリット
社章バッジ作成の総額費用を安くすることができる
社章バッジを小ロットで作成する際、大きなメリットになるとされているのが「価格面」です。
もちろん仕上げ方法や社章バッジのデザインによって価格は変動しますが、そもそも注文するバッジの数が少ないので、総額費用を安く抑えることができるのです。
社章バッジを初めて作成する際も安心
初めて社章バッジを作成するという場合には、「ちゃんと希望通りのデザインを作ってもらうことができるのか…」と気にされる方も非常に多いと言います。
大量の社章バッジをまとめて作成するとなると、やはり万が一のことがよぎり、心配になることでしょう。
社員全員分の社章バッジを一度に作成するというのではなく、上層部の方の分のみ先に作成し、その後にその他社員の数量分を量産していくこともできます。
社章バッジを小ロットで作成する際の注意点
小ロットで社章バッジを作成できると、お試しとして作成できるのでイメージが湧きやすく便利です。しかし、一方で注意点もあります。社章バッジを小ロットで作成する際の注意点についてご紹介します。
社章バッジの「金型」について
初めて社章バッジを作成・製作するという場合には「金型」が必要になります。
金型は、金属製のパーツを作る場合に用いられているとても大切なものです。
社章バッジの金型は希望のデザインを鋼鉄に刻み込んで、スタンプのようにして金属板に打ち付けていくことで凹凸のデザインを表現していきます。
また一度金型を作成してしまうと、基本的には後でサイズ変更・デザイン修正といったものを行うことはできなくなってしまいます。
そのため、金型を作成した後にサイズ変更・デザイン修正といったものが生じてしまうと、金型を再度一から製作しなければならない場合もあるのです。
実際に製作に入ってしまう前に、必ずデザインの確認を行ってもらうようにしましょう。
また社章バッジのサイズに関しても、実際に金型を作ってしまう前に原寸大で印刷を行ってもらい、実際のサイズ感を確かめるようにすることも大切です。
社章バッジ作成の「単価」について
たとえば初めに社章バッジを10個作成しておき、完成後に50個を追加で作成するとします。
このような場合、10個作成・50個作成の2案件に分かれてしまうため、社章バッジの単価が異なってきます。
2回に分けて作成することを検討されている際には、その会社の担当者に説明したうえで2回分の社章バッジ単価を確認するようにしましょう。
納期についても確認しておくのが◎
「小ロットだけだから早くできるだろう…」と思われる方もおられるのですが、納期に関しては社章バッジの個数に限らず、デザインが決定してから約1ヶ月後などのケースが多いです。
あまりに大量の注文、複雑なデザイン、繁忙期期間といったような場合には、こちらの納期以上に日数がかかってしまう場合もあるため、早めの問いあわせが大切なのです。
おわりに
本記事では、社章バッジを小ロットで作成するメリットとその注意点についてご紹介しました。
一般的に社章バッジは、10個以上から製作可能としている会社が多いとされています。
試しに希望の社章バッジをいくつか作成してみてから、大量に注文することができるという流れがあると依頼の際安心することができますね。