一般的に社章バッジといえば、真鍮・丹銅などの素材を用いて作られることがほとんどです。
しかし役職ごとに社章バッジの素材を変えることで、バッジの型は同じでも違いを出すことができます。
とくに役員級などのVIPには高級貴金属の素材を使用したバッジを贈ってみてはいかがでしょうか?
今回は、高級素材を使った社章バッジについてご紹介していきます。
高級素材の社章バッジ
従来の社員社章と同じ型を使い、役員級などVIP専用として素材を変えて高級社章を製作することもできます。
貴金属製のプラチナ・18金・銀といった高級素材を使った社章は、そのようなVIPクラス専用の社章としてもぴったりです。
またVIPに限らず優秀社員の表彰記念や技術者認定の証として、高級社章が作られる場合もあります。
従来の一般的な社章の材料としては、真鍮や丹銅などが用いられています。
それとは異なり、「より高級感のある社章にしたい」という方にはやはり「18金」「銀」「プラチナ」などの高級な貴金属を用いて作られた社章がおすすめです。
社章バッジに使われる高級素材の種類
社章バッジに使われる高級素材の種類をいくつかご紹介します。
プラチナ製
優秀成績社員・社長賞などに関する記念品として、また代表取締役社長・取締役などの階級クラスの方の社章として人気なのが高い希少性と耐久性をもつプラチナ製の社章バッジです。
婚約指輪などに使用されることが多い高級材質のプラチナ。
社章バッジの裏側にはプラチナの頭文字「pt」の刻印がなされます。
K18製
従来の社章バッジと同じ型でも、貴金属の材質を高価なものに変えて役職ごとに分けたり、記念品の表彰バッジをとして贈呈したりという方法もあります。
その際には、一層高級感・特別感をだすためにK18を用いて社章バッジを製作されることがあります。
社章バッジの裏側には「K18」の刻印がなされます。
銀製
K18とは別に材質を「銀」に変えて社章バッジが作られることもあります。
材質を変えて製作することで、役職のランク分けがしやすくなります。
また通常の社章バッジの製作でも、七宝仕上げの場合は材質に銀が使用されることもあります。
ただ、空気に触れることで変色を起こしやすい純銀の社章バッジには、ロジウムメッキを施して長く使い続けられるように加工を施します。
社章バッジの裏側には「銀製」の刻印がなされます。
金張メッキ仕上げ
通常の真鍮で作られた社章バッジの上に24金箔が張られた社章バッジ。
社章バッジの凸部分は金張り仕上げを行った後に、ヘラを使って職人の手で磨き上げられます。
磨き傷が多少入ってしまう場合があるのですが、傷が入っている方が耐久性も高くなり、長く愛用し続ける際にはおすすめです。
社章バッジの裏側には「金張」の刻印がなされます。
おわりに
今回は、高級素材を使った社章バッジについてご紹介しました。
プラチナやK18、銀の素材を用いて社章バッジを製作すれば、通常の社章バッジにはない「高級感」「重厚感」を出すことができます。
通常の社章バッジとの差別化を図るために、記念品や役職分けの際にはこのような高級素材を用いて作られた社章バッジを作ってみてはいかがでしょうか?