社章バッジに使用されている「金型」というものを聞いたことはあるでしょうか?社章バッジの金型は社章バッジ製作に使用される「型」を意味しています。社章バッジの製作に欠かすことができない金型。
今回は社章バッジの金型について、また金型の保管期間はどれくらいなのかも併せてご紹介していきます。
社章バッジの「金型」について
初めて社章バッジを製作する場合は、「金型」が必要になります。この「金型」とは、一般的に金属でできた製品を作る際に用いられる型のことを指します。
社章バッジの金型は、決めたデザインを鋼鉄に刻んでいき、金属板にハンコのようにして打ち付け凸凹した見た目を表現していきます。
一度この金型を作成すると、デザイン・サイズを変更することはできません。金型を作った後にデザイン・サイズを変更したい部分が出てきたという場合は、もう一度金型を作っていく必要があるのです。
基本的には、社章バッジの注文指示を受けた専門のデザイナーが完成の予想イメージ図を作り、実際に作り始める前にお客さんに確認してもらう流れとなっています。そのため、実際の製作に取り掛かってもらう前には必ず確認を行うようにしましょう。社章バッジのサイズに関しては実際のサイズ感を知るために、一度、原寸大で印刷するようにしてみてください。
おためしで社章バッジを作ってみるのも◎
初めての社章バッジを作成される際、「ちゃんとイメージしたものが完成するのか心配…」という方も多いでしょう。その場合、社章を社員全員分一気に作ってしまうのではなく、数人分をいくつかおためしで作成してみて、その完成が思い通りのものであれば後から量産するということもできます。
社章バッジの金型の保管期間は?
社章バッジを作成する際の金型は、強い圧力に対しても耐えることができるようにと丈夫な金属を用いて作られています。
金属で作られているということから経年劣化が起きてしまうこともあるのですが、短くとも5年はそのような問題もなく使用し続けることができるでしょう。
そのため注文された金型の保管期間としては、5年間と設定している会社がほとんどです。
ただ、5年間の間に追加注文した場合は、さらに追加で5年間金型を保管し続けてもらうことができるというところもあります。そのようなところでは、一度目に注文した時期が定かでなくとも調べてもらうことができるため、安心して追加注文を行うことができます。
金属であるがゆえの経年劣化も
先ほどご紹介したように、社章バッジは非常に丈夫な金属で作られていますが、あくまでもその材料は金属です。
そのため、金属の経年劣化が起きてしまう場合もあり、ある程度の年数が経ってしまうと社章バッジは脆くなってきます。
このようなものであれば、金型がずっと保管されていても実際に型を打った際に欠けが起きてしまうというリスクも抱えています。
また金型の状態を保つ方法として、何年分かの社章バッジをまとめて作成せず、「毎年決まった数を作成する」「定期的に作成してもらう」ということにより、金型が長く良い状態を保ち続けることができるでしょう。
おわりに
今回は社章バッジの金型について、また金型の保管期間はどれくらいなのかも併せてご紹介しました。
社章バッジを製作する際には金型を用いることで、同じデザインの社章バッジをいくつも作ることができます。
金型の保管期間としては、5年間と設定している会社がほとんどです。
新しい社章バッジを製作する際にはこの期限を意識しながら、社章バッジ製作を進めていきましょう。