オリジナルトロフィーを製作する際に事前に知っておくべきポイント

ゴルフコンペ、運動会、サッカー大会、社内表彰など、さまざまな表彰式でトロフィーは必要とされます。
イベントを盛り上げ、表彰される方の士気を高めるためにも、専門業者に依頼して、オリジナルトロフィーを製作してみましょう。
「オリジナルトロフィーの製作を依頼してみたいけれど、何から始めてよいのかもわからない…」そんな方のため、今回は、オリジナルトロフィーを製作する際に事前に知っておくべきポイントを解説いたします。初めてオリジナルトロフィーの製作を依頼される方は、ぜひお役立てください。

トロフィーに使用される素材

ガラス

トロフィーの素材としてガラスはよく使用されます。
ガラスのトロフィーは、適度な重量感があり、安定感も申し分なく、棚に置いても多少の揺れでは倒れることはありません。アレンジ性にも富んでおり、ガラスに直接文字を刻むこともできます。また、ガラスに競技種目のメダルやレリーフを合わせるといった装飾もよく行われます。
ガラスの場合、金属のように錆びることがないため、長年、部屋に飾っていても、劣化することはほとんどありません。もし汚れが付着したとしても、湿らせた布巾などでサッと拭き取ってあげれば、すぐにきれいになります。ガラスにもいくつか種類があります。たとえば、光学ガラスは、透明度が高く、美しいトロフィーを製作できます。

アクリル

透明の素材であるアクリルは、トロフィーの素材としてよく使用されます。アクリルの最大の特徴は、見た目はガラスと非常に似ていますが、ガラスよりも加工がしやすいという点です。アクリルの柔軟さを生かしたデザイン性の高いトロフィーも多くあります。

金属

トロフィーに使用される金属はおもに真鍮、アンチモニー、ダイキャスト、銅、銀、などがあります。
数ある金属の中でアンチモニーやダイキャストは、女神や聖火、地球や星などの形をモチーフにしたブロンズトロフィーに用いる事が多いです。真鍮は、威厳のある大会で使用される大型の優勝カップや、持ち回りの優勝カップに用いられる事が多いです。時間が経つにつれて、真鍮の色は変化しますが、それがまた重厚感ある記念品となります。手入れは比較的容易で、適切なメンテナンスを施せば、くすんだ状態でも最初の頃の輝きを取り戻すことができます。この点も真鍮のメリットといえるでしょう。

樹脂・プラスチック

樹脂・プラスチックを用いてトロフィーを製作することもあります。価格はお手頃なものが多く、トロフィー購入の費用を抑えたい方におすすめです。表面にはメッキ加工を施すのが一般的です。金属やガラスと比較すると、樹脂やプラスチックといった素材はとても軽く、お子様向けのスポーツ大会や屋外での表彰に安心してご利用いただけます。安定性を向上させるために台座の部分は重みのある大理石を用いることがよくあります。

トロフィー製作における注意点

トロフィー製作における注意点をご紹介いたします。

余裕のあるスケジュールで作製する

トロフィーは、一つひとつ形や彫刻プレートなどに記載する文言が異なるため、基本的にオーダーメイドで製作します。そのため、どうしても完成までに時間がかかります。余裕のあるスケジュールである程度時間に余裕を持たせるようにして依頼しましょう。

順位によって大きさを変える

トロフィーは、順位によって大きさを変えるのが一般的です。
ただし、下位の方に贈るトロフィーが小さくなりすぎてしまわないよう注意が必要です。過去に贈呈したトロフィーなども参考にして、サイズを決めるとよいでしょう。

誤字・脱字には細心の注意を払う

トロフィーは、受け取る側にとっては一生の宝となる品です。
トロフィーの文言に誤字・脱字があると、受け取り手をがっかりさせてしまうこともあります。製作する際は、文字に誤りがないか細心の注意を払うようにしてください。

データを用意する場合は指定された形式で行う

業者にトロフィー製作を依頼する場合、自分達でデザインの概要を作成し、そのファイルを提出することがあります。デザインは、主にイラストレーターで作ることが多いですが、業者によってファイル形式などのルールがあるはずなので、事前に確認しておきましょう。

オリジナルトロフィーの製作は余裕のあるスケジュールで

オリジナルトロフィーを製作する前に知っておくべきことについてご紹介いたしました。完全オリジナルのトロフィーの製作には、どうしても時間がかかります。そのため、スケジュールに余裕を持って依頼しましょう。

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